オカルト(中心)ライターのスピンオフ原稿

キャリア28年の翻訳家/ライター宇佐和通の日々のあれこれ

アメリカでUAP関連公聴会がまた開かれた件

一応盛り上がった後、予想通りの結果にがっかりしている宇佐和通です。

 

がっかりしている理由。それは、日本時間の4月20日アメリカ議会で行われたUAP(未確認航空現象)に関する公聴会の内容です。今度はUFO関連情報の中でもインパクトが高いものが公開されるのかと思ったのですが、”気球”という言葉が再び出てきて、がっかりしています。

 

アメリカって、UFOと気球を結び付けがちなんですよね。1947年の有名なロズウェル事件もそうだし、去年の公聴会でも「気球をUFOと思い込んでしまうケース」の多さが強調されていたし、何かと気球で片付けようとするんです。ただ、大きさとか高度とか飛び方とか、それぞれ考えれば絶対に違うと思うんです。

 

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ただ、”雲型UFO”とか”飛行機型UFO”といった独特のワードを使う研究家もいて、そのあたりは怪しいと思います。”雲型UFO”は雲だし、”飛行機型UFO”は飛行機だろと思うのです。UFO現象全体については、隠そう派と暴いてやる派の距離が以上に広くて、それぞれが無理筋の論理を展開しているような気がしてなりません。

 

ただ、去年の第1回UAP公聴会の開催をスタートにして、すでに議会がらみの公聴会が3回開かれているところを見ると、アメリカ政府も少しずつではあるものの、UFO現象は存在するという方向性で話が進んでいるように思えるのです。