オカルト(中心)ライターのスピンオフ原稿

キャリア28年の翻訳家/ライター宇佐和通の日々のあれこれ

AIがもたらすものはディストピアか

ChatGPTの実力に驚きを隠せない宇佐和通です。

 

使ってます? ChatGPT。すごいですよ。二人のお姉さん目線でシンデレラの話を語ってもらったら、絶妙にいい仕上がりになりました。僕はまだフリープランですが、これ、課金プランにしたらどんなことになっちゃうんだろう? ためしに英⇔日の翻訳もしてみたら、こちらもある程度の完成度が感じられました。この先進化が続いたら、まさにオールマイティになると思います。

 

AIが取って代わることができる人間の仕事は色々あるようです。小説は書けないだろうみたいなことを言われていましたが、少し前に星新一賞の一次審査も通過しましたよね。となると、ひょっとしたら直木賞とか芥川賞とかもかなりいいところまで残る時代が来るんじゃないかなんて思ってしまいます。ついこの間も、AIが生成したアーティスティックな写真が「ソニー・ワールド・フォトグラフィー・アワード」のクリエイティブ部門賞を受賞したという話がありました。

 

GAFA系の企業もみんな自社ブランドのAI開発に乗り出しているようで、もう、本当の意味で機械が人間に近づいているのかもしれません。僕は、脅威と共に便利さを感じています。いや、便利さのほうがちょっと勝っちゃってるかな。

 

これも少し前の話なんですが、画像生成AIに「地球最後の日のセルフィ―」の例を見せてくれるように頼んだら、何回やり直しても不気味な女性のポートレイトが生成されました。背後にキノコ雲みたいなものが見えるものもありました。この部分に関しては、記事を書かせていただいております。

 web-mu.jp

 AIに関してはおどろおどろしいイメージと革新的テクノロジーという側面がせめぎ合う状況が続いていますが、いわゆるシンギュラリティが訪れるまで結果は出ないのでしょうか? AIがもたらすものは、人間にとってディストピアでしかないのでしょうか?

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。次回のアップでお会いしましょう。