オカルト(中心)ライターのスピンオフ原稿

キャリア28年の翻訳家/ライター宇佐和通の日々のあれこれ

面白いことって、何?

GW中も企画書立案と打合せで埋まりそうな宇佐和通です。

 

ありがたいことなんです。フリーランス生活者にとって、GW中にこういうスケジュールで動けるのは、本当にありがたいんです。4月の終わりになって、ポジティブな引き寄せ効果により、さまざまな方面でのお仕事が動き始めたので、企画を立てたり、プレゼンめいたことをする必要がでてきました。

 

で、企画を立てるっていう部分の話です。進行中なので詳しいことは書けませんが、長い間温めてきたものを1本形にして提出しました。これを書いている間感じたのは、いつも同じなのでしょうが、「面白いってどんなことか」ということです。

 

もっと具体的に書きます。大きなオーディエンスを意識して、万人受けするようなテーマにするのか。それとも、比較的小さなグループを狙った企画で深く刺さることを目的とするのか。

 

先日会っていただいてお話をさせていただいた先輩によれば、経験則的に、「小さなグループに向けて深く刺し、それが波及することを期待する」というのが正しいマーケティングの方法論だそうです。これは特に書籍、さらに言えば新書の企画に会う戦略だそうです。

 

より多い読者を狙って、比喩するなら大き目の網を投げ込んでも、局面的にテイストが薄まってしまい、結局はそれほどの絶対数は得ることができないそうです。逆に、小さなグループをピンポイントに狙えば、拡散することはあれ縮小することはめったにないということでした。つまり、絶対数が少ないグループ向けのニッチでマニアな企画を立てて、それがじわじわ広がっていくのを待つ。そういうことです。

 

地上波でヒットした企画も、スタートは本当にニッチなYouTubeチャンネルだったなんていうこともあるそうで、圧倒的なマイノリティの力は侮りがたいのです。そう考えると、「本当に面白いことはマイナーなところから始まる」ということなのかもしれません。

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。次回のアップでお会いしましょう。