オカルト(中心)ライターのスピンオフ原稿

キャリア28年の翻訳家/ライター宇佐和通の日々のあれこれ

時間も、やる気もない人たちの勉強術

GWは上々の滑り出しで始まった宇佐和通です。

 

ちょっと面白い本を読みました。『暗示で500%能力を引き出す勉強術』という本です。昨日のエントリーに続き、脳をだますとか、暗示をかけるという僕の方向性が色濃く出てますね。でも、僕がそこまで深いことでは決してなくて、言ってみればマインドセットの作り方みたいなノウハウのようなものなのです。

 

この本、見出しの響きからして面白いのです

・「昔から頭がよかった」というお気に入りの記憶をでっちあげる
・恋愛感情で創造性や独創性を刺激する
・「忘れないぞ」と念じない

この本が読者対象としているのは、「勉強なんかしたくない」と心に決めてしまっている人たちです。こうした人たちが、とりあえずやってみようという気になるために必要なものは何なのか。逆に思ったんです。この本、少しでも勉強したいと思っている人が読んだら、そりゃあスゴいことになるんじゃないかと。

 

僕には実体験があります。昔から、特に高校の3年間は「勉強するぞ」って構えて勉強したことよりも、たとえばカンニングの小道具を作りながら覚えたことのほうが脳裏に残った気がします。これって、まさに効率だと思うのです。カンニングの小道具は、大きければ持っているのがばれてしまいます。情報を書き込むスペースが限られるので、要点を絞らなければなりません。要点を考える過程と、書き込み方を考える過程を経て、実際に書き込むことで要点だけの記憶がしっかり定着するといった流れを確立できていたのです。

 

これって、企画書を書いたり、自分の企画をプレゼンしたり、ライブ配信の台本を書いたりそれに沿ってしゃべったりという今やっていることにつながっている気がします。ということになれば、テクニックとしては汎用性が高いのではないかなんて思ってしまいます。あ、これで企画ができた。『仕事の段取りはカンペのフォーマットで』なんてタイトル、どうでしょうか? ちょっと長いか。

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。次回のアップでお会いしましょう。