オカルト(中心)ライターのスピンオフ原稿

キャリア28年の翻訳家/ライター宇佐和通の日々のあれこれ

うちの近所でもインバウンド爆増中

明日から2泊3日の予定で大阪でのUFO観測会を控えている宇佐和通です。

 

ここしばらく、自宅近くでも大きなスーツケースを引きながら歩いている外国人観光客によく会います。周辺はマンションが多いので、おそらくはバケーションレンタル的な物件があるのでしょう。僕が住んでいる町は構造が複雑なので、道を訊かれることもしばしばです。そのたびに「日本に来てくれてありがとう。楽しんでね」的なひと言をいって別れるようにしているのですが、国籍も年齢層も本当にバラエティー豊かです。

 

インバウンドのみなさんは、決まった名所を回るだけの旅行には全く興味がないようです。それに、そもそもグループツアーというのはあまり好きではないようです。スマホを頼りに分刻みで地下鉄やJRを乗り継ぎ、写真を撮りまくって、夜は居酒屋にふらっと入って、たまたま隣に居合わせた人にその日撮った写真を全部見せる。旅行は訪れるのではなく、「ちょっと住む」みたいな感覚のものになってきているようです。言葉ではわかっていたのですが、さらにリアリティを増して感じられるようになったと言えばいいでしょうか。

 

自分が子どもの頃、あるいはティーンエイジャーの頃には想像さえできなかった日常に囲まれながら暮らすのは、心地いいですね。思ってもみなかったタイミングで、思ってもいなかったシーンが生まれたりします。そういうところから、思ってもみなかったアイデアが生まれたりもします。近くにある西友でも、レジに観光客の皆さんが並ぶことがあります。今度そういう場面に出会ったら、自分から積極的にコミュニケーションをしかけてみようかな。いや、そういうのはうざいのかな。でも、とりあえずやってみたいな。

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。次回のアップでお会いしましょう。