オカルト(中心)ライターのスピンオフ原稿

キャリア28年の翻訳家/ライター宇佐和通の日々のあれこれ

脳をだまして連戦連勝!

想像できる範囲で、およそありとあらゆるゲン担ぎを大切にしながら日常を送っている宇佐和通です。
 
いわゆるゲン担ぎというのは、「これをしていれば必ず勝てる」と思い込むことです。ものごとがうまくいくと思い込み、良い結果とひもづけてポジティブな記憶として積極的に脳に刷り込むんです。こういうプロセスは、心理学でいう”プラシーボ効果”に似ているそうです。
 
プラシーボ効果というのは、一見するとごく普通の錠剤に見えるブドウ糖や乳糖を固めタブレットなんかを“よく効く薬”と言って渡すと、飲んだ人の自覚症状に改善が見られ状況を意味する言葉です。まあ、強い暗示ということもできますね。
 
違う言い方をすれば、これは”脳をだます”プロセスにほかなりません。『脳を“だます”とすべてがうまく回りだす』(三宅裕之・著/大和書房・刊)という本によれば、具体的には以下のようなことになります。
 
“脳をだます”ことは、潜在意識に働きかけ、その力を引き出して使うことにも通じる脳の新しい活用法です。気がつかないうちに、「いつもの、慣れた方法」をおこなっているという慣性の法則や、「言葉の影響を受けやすい」なども、潜在意識の特徴です。
“脳をだます”には、こういった潜在意識の特徴的な動き方を知っておき、その動き方を生かして使いこなすとよいのです。
『脳を“だます”とすべてがうまく回りだす』より引用
 
自分の脳をうまくだませるようになると、仕事や人間関係の悩みが解消され、改善に向かっていくそうです。さらに言うなら、脳をだますということは脳の力の引き出し方、脳の力を活用する効率の良い方法を編み出して身につけて行くことになります。“脳をだます”方法を身に着けると、
 
・描いた未来に向かう行動がラクにできるようになる
・気持ちを自在にコントロールできるようになる
・自分自身とのコミュニケーションがスムーズにできるようになる
・他者の思いを理解できるようになり、人間関係がラクに、うまくいくようになる

『脳を“だます”とすべてがうまく回りだす』より引用

 

脳をだますということは、まだ十分に回しきれていない部分をうまく使っていくということなのでしょう。脳の稼働領域すべてを使っている人はいません。それどころか普通の人は10パーセントくらいしか動かしていないそうです。20パーセントも使えば、それはもう大変なのです。
 
「俺はできるんだ」「すごいな。こんな短い時間でこんなに書いちゃった」「本当に面白いこと思いつくな」とか、ベタな言い方のほうが脳にストレートに響くかもしれません。というわけで、積極的に自分の脳を騙していこうと思っています。
 
今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。次のアップでお会いしましょう。