オカルト(中心)ライターのスピンオフ原稿

キャリア28年の翻訳家/ライター宇佐和通の日々のあれこれ

まだなくならないんだな。国際ロマンス詐欺

6月末から7月中旬にかけて長短・遠近の取材旅行が続きそうな宇佐和通です。

 

ちょっと驚いたことがあります。最近の弁護士事務所は、国際ロマンス詐欺事例に関する案件も請け負ってくれるようです。さらに驚いているのは、こうした事件がまだなくならないことです。

 

国際ロマンス詐欺をはたらく奴らのプロフィールあるいは特徴については、このブログのかなり前のエントリーを見ていただければ大体お分かりいただけると思うので、ここではあえて触れません。

 

ただ、被害額が1000万円を超えるケースも爆増中です。なぜ騙されてしまうのか。一番の原因は、情報不足だと思います。ネットリテラシーなんていうレベルのものではなく、情報バラエティー番組をひとつでも見ていれば防げたはずのケースが多すぎると思います。

 

ターゲットとして狙われたとして、最初の一人目に騙されてしまったら、それは仕方がないかもしれません。しかし、犯人側はアトランダムな形で大量にメッセージを送ってくるので、違う写真なのに全く同じプロフィールを使い回し、全く同じ誘いの文章を書くということがまあまああります。これは定型化している文章なので、英語であってもわかると思います。

 

僕は、ことあるごとにさまざまな媒体でこのネタを定期的に持ち出し、文章を書くことにしています。まずは、必要以上にグッドルッキングな人が友達申請を送ってきたら注意すること。ここで削除してしまうのが一番です。たまたま申請を許可して、すぐにメッセージが届いたら怪しむこと。ここから先はいつでも削除する準備をしておくことが大切です。

 

今、最新版の具体的な文面とかやりとりを採取中です。ある程度まとまったところで一気に公開したいと思っています。It's a tough job, but somebody's gotta do it.

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。次回のアップでお会いしましょう。