オカルト(中心)ライターのスピンオフ原稿

キャリア28年の翻訳家/ライター宇佐和通の日々のあれこれ

人それぞれの神宮寺藍

6月に入って複数のプロジェクトが本格化し、言葉にできない焦りが募ってきた宇佐和通です。

 

神宮寺藍という女の子を知ってますか? TikTokアカウントでは開設後数日間でアップしている動画が100万回以上再生されたというクリエイターです。そもそもは19歳のグラビアアイドルで、港区在住。

 

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実はこの人、この世に存在しないんです。若くして亡くなってしまったインフルエンサーという意味ではありません。AIが生み出したキャラなのです。TikTokアカウントにアップされている写真はどれも自然で、リアルな人間にしか思えません。ネタバレに近くなってしまうので、神宮寺藍についての説明はここまでにします。興味がある人は検索してみてください。

 

AIは「ゴッホが描いたスカイツリー」とか「レンブラントの新作」とか、ビジュアル分野でも驚くべき実力を発揮しています。神宮寺藍は、人工知能が生身の人間をリードしていくというプロセスが明らかな形で見えるパターンの代表例ということができるかもしれません。

 

AIに関しては、人類を滅亡させる可能性があるということで、開発者自身が警鐘を鳴らしているという現状もあります。ここまで一気に加速して性能が爆上がりすることは、開発サイドにも予想できなかったでしょう。神宮寺藍に恐れを感じる人も、神宮寺藍を見てはしゃぎたくなる人もいるはずです。誤解を恐れずに言うなら、どちらも正解であるはずです。AIに関して大切なのは、どのような形でどこまで関わっていくか、自分で決める

ことだと思うのです。だから僕も、僕なりのスタンスで神宮寺藍と関わっていくつもりです。

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。次回のアップでお会いしましょう。