オカルト(中心)ライターのスピンオフ原稿

キャリア28年の翻訳家/ライター宇佐和通の日々のあれこれ

ゲンを担いでミューズを呼び込みたい。毎日。

今日は午後からすっきり晴れたので、奥さんとわんこと一緒に近くの菅原神社に行き、お参りをすませてきた宇佐和通です。

 

とは言え、お参りに行くのは僕にとって限りなくルーティーンに近いものです。今のマンションに引っ越してきて10年以上経ちますが、歩いて数分の場所にあるこの神社にはほぼ毎日伺っています。

 

そして僕は、思い切りゲンを担ぐタイプの人間です。大事な打ち合わせの日は—というよりもほぼ毎日—赤いパンツをはいています。赤いパンツをはいていると金運と仕事運が上がるという話を聞いたことがあるからです。

 

それに、毎朝仕事を始める前に必ず神棚のお水を取り替えて、トイレ掃除をして、その後机の上とPCのモニター、それにマウスもキレイに拭きます。これはゲン担ぎというよりも、無意識のうちに仕事脳にスイッチを入れるプロセスだと思います。何かの本で読んだのですが、ミューズ(芸術の女神)は自分が宿るにふさわしい場所を選ぶそうです。こぎれいで整理整頓された環境が好きなミューズさんのため、少なくとも手が届く机まわりは整頓することにしています。

 

昔は、「自分の仕事は面白い文章を書くことであって、机の上を整理整頓しておくことではない」と言葉に出して主張していた時期もありました。でもそれはプライオリティーの問題でもあり、かつ、あえて力むほどのことでもないことに気づいて以来、カジュアルに向き合うようにしています。

 

さて、ゲンを担ぐという行いの目的はなんでしょうか。仕事をはじめとする日常生活のもろもろの構成要因の一つひとつがうまくかみ合いながら流れていくようにする環境を作り、できるだけ長く保っていくことだと思います。自分なりのゲン担ぎと認定したルーティーンを通じて幸せを掴み、幸運に恵まれたいのです。

 

こういうことを続けていると、自分でもびっくりするくらいいい流れの文章が書けたりすることがあるんです。真夜中のラブレター効果とかでは決してなく。そういう打感みたいなものを体験する場面を可能な限り増やしたいから、ルーティーンをおろそかにすることはないのです。

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。次回のアップでお会いしましょう。